我が家の田舎暮らし 2nd Ver.

田舎暮らしがしたくて、平成14年7月に縁あって島根県桜江町に引っ越しました。 素晴らしい環境、伝統芸能、都会暮らしでは味わえない日々の出来事や発見を更新していきます。「日記」は石見問屋の「大女将ブログ」に変わりました。http://iwamidonya.jp/iga/ です。 ベトナムウルルン滞在写真記一部公開!

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ツバメのピーちゃん

ピーちゃんを保護

平成17年8月11日午後、一羽の怪我をしたツバメを保護する。
・・・絶望に対する不安と、自分の夢のようにも感じる希望を託して・・・

ピーちゃんが飛び立つ事が出来るように、そして大海原を渡りきり、また来年奇跡の飛来を祈って。

保護2日目

一日目は水を嘴に指で付けて飲むだけで、籠の中でじっと目を閉じて動かなかった。家に連れて帰ると家猫のマルちゃんは全く気づかない。
籠を覆って眠れるようにした。

保護2日目の朝、籠を開けてしばらくすると、自分から籠の渕に出て来た。昨日よりは元気がありそう。
出勤前に庭で小さなバッタを捕まえて与える。
小さな小さなものを2匹食べ、その後サロンで2匹食べたあとは何も食べない。
水を与えて様子を見る。

家に連れ帰ると家猫のマルちゃんがピーちゃんに気づく。何かおもしろい遊び相手と勘違いをしているようなので、ここはビシッとマルちゃんに教えた。

夜は私のパソコンのそばでおとなしくしているピーちゃん。とても可愛らしい。
まだ羽は右と左では位置が違う。

保護3日目

朝は籠から出て昨日よりは元気がありそうな雰囲気。
出勤前に庭でまたバッタを捕まえて袋に入れて出勤。
出勤後バッタを与えると食欲が戻ったように平らげた。駅の周辺のカゲロウを探して与えると元気よく手からエサを食べる。
すごい食欲にまるちゃんが小さなキリギリスを捕まえて来てくれたが、これも瞬く間になくなってしまう。
夜になって自販機に集まる虫を食べさせた。初めは手に取って与えていたが、これでは埒があかないと思って、指に乗せてピーちゃんを虫のあるところに右に左、上に下と動かすと自分で食べ始めた。
日中はバッタやコオロギ、キリギリスを沢山平らげるので餌捕りが日課となった。
沢山捕獲してもすぐになくなってしまう。
お腹が一杯になるとピーちゃんはサロンでおとなしく目を瞑り始め、お腹が空くとキョロキョロとし始める。

毎晩自販機での食事に出かけ、旺盛な食欲を見せ始める。
怪我した所も傷が治って来たのか、しきりに嘴で毛づくろいをはじめた。
翼も少しずつ広げるようになった。
だが、まだ羽の位置が左右で違う。

保護10日目

エサを沢山食べ、どんどん元気になっていく。
翼も大きく広げ、50センチほど飛ぶようになった。

窓辺に籠を置くと、外を眺め、しきりに家族を呼ぶように何度も鳴く。
今日(8/20)は1.5mほど何度も飛んだ。
リハビリに指にとまらせて上から下に動かして羽ばたきの練習。時々指につかまる足がグッと力が入って今にも飛び立ちそうになる。良い兆候が見えて来た。
ツバメは高い位置にいるので、高さを感じさせるとピーちゃんも自分を取り戻すのか。2階の窓辺は大空への意欲を増しているように見える。
外を見つめる瞳は大空を飛ぶ事を思い出しているのだろうか。
今日は籠にビニールロープを渡して、しっかり掴まる訓練。
籠の渕はツバメにとっては幅があるので、人間で言うと手のひらを伸ばしたような状態だ。鉄棒を掴むように訓練しないと細い所には掴まる力が弱ってしまう。

夜、自販機食べ放題ドライブに出ると、ビニールロープにとまって、揺れる車の中、しっかりと安定感があるように掴まっていた。

たっぷりと食べて帰って来て、眠る前に写真を一枚写すと、ツツッとこちらに寄って来てカメラ目線に。なかなか愛嬌のあるツバメのピーちゃん。